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開催回
第56回・2011年・横浜
 

血液透析患者の再燃C型慢性肝炎にPEG-IFNα-2a+Ribavirin(RBV)併用でSVRが得られた1例

演題番号 : P-2-142

謝花 政秀:1、知念 善昭:1、桑江 紀子:1、宮里 朝矩:1

1:(医)八重瀬会同仁病院 腎センター

 

【背景】血液透析患者へのRBV投与は禁忌であり再燃後の使用経験は少ない。今回、再燃後に併用療法にてSVRが得られたので報告する。【症例】40歳代女性、慢性腎不全のため26年前に生体腎移植を施行後、腎機能悪化し平成XX年より血液透析再導入した。本人と家族の強い要望によりC型肝炎治療後に生体腎移植を検討している。再導入翌年6月にHCV-RNA(1型 4.2logIU/ml)にてPEG-IFNα-2b治療開始するが、6回施行時に強直間代性痙攣発作あり中止した。同年8月IFNα-2b+RBV+VRAD併用療法を開始し12週目にHCV-RNA陰性化するも投与終了後、24週目に再燃。その翌年7月からPEG-IFNα-2a(90μg×1/W)+RBV(200mg/W)で治療開始。12週目にHCV-RNA陰性化し48週完遂しSVRが得られた。尚、RBVは血中濃度を測定し用量を適宜増減しているが40週以降貧血(Hb 7.5g/dl)のため中止した。【考察】PEG-IFNα-2a+RBV投与は重篤な副作用なくSVRが得られた。【結論】PEG-IFNα-2a+RBV投与は、血液透析患者の再燃C型慢性肝炎治療に有用であった。

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