演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

1群高ウイルス量のC型慢性肝炎合併の超長期透析患者に対しインターフェロンβ(INFβ)による加療でrapid virological response (RVR)を得た1例

演題番号 : P-2-141

石原 美和:1、大坪 茂:1、高崎 順代:1、大坪 公子:1、秋葉 隆:2、新田 孝作:3、河田 孝彦:4、平野 正憲:4

1:三軒茶屋病院 血液浄化療法科、2:東京女子医科大学 血液浄化療法科、3:東京女子医科大学 第4内科、4:三軒茶屋病院 消化器内科

 

【症例】60歳代男性。慢性糸球体腎炎による慢性腎臓病で30年前に血液透析導入。同時期に輸血歴あり。C型慢性肝炎(serotype 1, ウイルス量 5.1 LogIU/ml, AST 13 U/l, ALT 13 U/l, 血小板 11.6万/μl)に対し本人希望あり、INFβ 300万単位週3回、透析開始後に30分で点滴静脈内注射を外来にて開始した。2週間後600万単位週3回に増量し合計6ヶ月使用。ウイルス量は治療開始1ヶ月後には検出感度以下となったが、3ヶ月後に3.2 LogIU/mlと再陽性化した。経過中インフルエンザ様症状以外、大きな副作用は認めなかった。 【まとめ】血液透析患者の慢性C型肝炎に対し、うつ等の副作用が少なく、患者の負担の少ない回路静脈内投与の可能なINFβを使用した。serotype 1で高ウイルス量、高齢、推定持続感染期間が長い患者において、安全に治療が遂行でき、RVRを得たが、再陽性化した。

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