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開催回
第56回・2011年・横浜
 

内視鏡用細胞診ブラシによる操作とウロキナーゼ投与により腹膜透析カテーテル閉塞が解除された一症例

演題番号 : P-2-089

浅野 麻里奈:1、狩谷 哲芳:1、天野 月子:1、永坂 和文:1、政本 大二郎:1、西村 勇人:1

1:半田市立半田病院 腎臓内科

 

【症例】50歳代、男性。慢性腎炎症候群による慢性腎不全にて、平成XX年8月18日に段階的腹膜透析導入法による腹膜透析カテーテル留置術施行。以後、徐々に腎機能の悪化を認めたため、同年12月1日に出口部形成術を施行し、翌日より腹膜透析導入となった。しかし、導入当初より注排液困難の状態であり、腹膜透析カテーテル造影を施行したところ、位置異常は認めないが、カテーテル先端の欠損像を認めた。内視鏡用細胞診ブラシを用いてカテーテル内を擦過したところ、カテーテルよりフィブリン塊の流出を認めた。さらに、ウロキナーゼの投与を行い、腹膜透析液の注排液は正常化した。腹膜透析における注排液困難は主要な合併症の1つである。本症例では、透視下の操作とウロキナーゼ投与により閉塞を解除することができ、手術を回避できた。若干の文献的考察も含め、ここに報告する。

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