演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

抗アレルギー薬の継続投与を必要とした好酸球性腹膜炎の一例

演題番号 : P-2-073

上田 恵理子:1、青木 克憲:1、依藤 秀樹:1、冨田 弘道:1、金子 哲也:1、和泉 雅章:1

1:関西労災病院 内科

 

【症例】60歳代男性【既往】ネフローゼ症候群(56年前) C型肝炎【経過】他院にて平成XX年C型肝炎治療時に腎機能障害(Cr2.3)指摘、3年後の7月腎機能悪化し、腎代替療法として腹膜透析を希望され当院紹介同年11月腹膜透析導入した。導入直後のPET検査では腹膜機能High Averageで中皮細胞診は白血球多数のため判定困難であったが排液は黄色透明であり経過観察とした。その翌年2月排液混濁あり。腹痛、発熱等の身体所見異常認めず、血液検査でもWBC/CRP上昇なく、末梢血好酸球増多・排液培養陰性・排液中の好酸球増加から感染性腹膜炎ではなく好酸球性腹膜炎と診断。C型肝炎合併のためステロイドではなくケトチフェンにて加療開始するも蕁麻疹のため中止、モンテルカストナトリウムへ変更。その後排液中及び血中好酸球減少し同剤を中止したが、排液混濁再燃したため投薬再開して腹膜透析を継続している。【結論】導入期以降に自然軽快せず残存する好酸球性腹膜炎で、モンテルカストナトリウム継続投与を要した症例を経験した。

前へ戻る