演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

MRSAトンネル感染に対して下胸壁出口変更術を施行した1例

演題番号 : P-2-072

西澤 欣子:1、小野 京香:1、平井 隆之:1、山下 哲正:1、山下 秀樹:1、山下 和臣:1、藤田 潔:1、重本 憲一郎:1、原田 知:1

1:(医)一陽会 原田病院 腎臓内科

 

【症例】70歳代女性【臨床経過】腎硬化症による慢性腎不全にて加療中であったが、尿毒症症状の出現により腹膜透析導入となった。平成XX年6月11日腹膜透析カテーテル留置術施行となるが、術前に浮腫の増悪により体重が8kg増加したため、カテーテル留置を従来法で行い上腹部に出口部を作製した。術後2週間後より貯留を開始し順調に腹膜透析は可能であり、体重は腹膜透析導入後15kg減少した。しかし著明な体重減少により腹部に多数の皺ができ上腹部出口が皺に埋没する結果となった。同年8月より出口部に排膿を認め、培養にてMRSAが検出された。抗生剤投与にて排膿は一度は改善するも、その後MRSAトンネル感染が再発し、11月16日出口部変更術を施行した。腹部は無数の皺を認め、出口部の選択が困難であったが右下胸壁に新たな出口部を作製した。【結論】MRSAトンネル感染の一例を経験した。早期の下胸壁への出口部変更術を施行することにより、MRSAトンネル感染は治癒した。

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