演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

当院におけるPD関連腹膜炎の現状(第2報)

演題番号 : P-2-067

小板橋 賢一郎:1、大石 大輔:1、櫻田 勉:1、柴垣 有吾:1、安田 隆:1、木村 健二郎:1

1:聖マリアンナ医科大学 腎臓病センター

 

【緒言】2010年のISPDガイドラインでは各施設の定期的な腹膜炎発症率や起因菌の調査を推奨している。そこで今回我々は当院におけるPD関連腹膜炎の発症状況につき検討を行った。 【方法】2004年4月から2010年12月までに当院でPDを施行していた患者を対象とし、腹膜炎の発症状況と起因菌・治療・転帰について検討した。 【結果】PD関連腹膜炎は29名の患者で47回発生し、10名で複数回発症していた。腹膜炎の発症率は経年的に改善傾向にあり、2010年度は125.0患者・月/1回であった。起因菌に関してはグラム陽性菌40.8%、グラム陰性菌24.6%で、抗酸菌2.0%、培養陰性30.6%であった。初期治療としてはISPDガイドラインに従い、その後適宜変更とした。転帰は43例(91.5%)で改善したが、4例(8.5%)で難治性腹膜炎となりカテーテル抜去後に血液透析へ移行した。 【考察】今後は腹膜炎の発症率の改善に寄与した因子の検討が必要と考えられた。

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