演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

ペットの猫が原因によるCAPD腹膜炎を呈した末期腎不全患者の二症例

演題番号 : P-2-065

岸 雄一郎:1、小原 功裕:1、高田 大輔:2、倉林 裕一:1、黒澤 範夫:1

1:さくら記念病院 内科、2:北朝霞駅前クリニック 内科

 

【症例1】60歳代の女性.糖尿病性腎症により20XX年4月に腹膜透析を導入した.同年6月10日、ペットの猫が回路チューブに噛みつき破損。同日チューブ交換するも、6月12日に腹痛及びPD排液混濁を自覚.PD排液細胞数15328/μLからPD腹膜炎と診断し入院となった.【症例2】60歳代の男性.慢性糸球体腎炎により20XX年1月に腹膜透析を導入した.3年後3月18日、腹痛を自覚. PD排液細胞数3000/μLからPD腹膜炎と診断し入院となった.入院時、UVフラッシュ内に猫のものと思われる毛をみとめた。【経過】 両症例ともに、CEZ全身投与・TOB腹膜透析投与にて改善した.PD排液培養から症例1はPasteurella multocia、症例2はBaccilus sp.が検出された.いずれの症例も飼い猫がおり、起因菌及び経過より猫が原因の腹膜炎と診断した. 【考察】腹膜透析患者のペット飼育には厳重な管理が必要である.

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