演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

水素含有腹膜透析液

演題番号 : P-2-045

樺山 繁:1、朱 万君:1、中山 昌明:2、伊藤 貞嘉:1

1:東北大学大学院医学系研究科附属 先進統合腎臓科学コアセンター、2:福島県立医科大学 腎臓高血圧内科

 

【目的】血液透析液の希釈水にRO処理した電解水素水を用いる電解水透析の臨床研究において、炎症や酸化ストレスの軽減や高血圧の改善を報告した。水素を含む腹膜透析液が作成できれば腹膜透析患者にも効果が期待されることから、簡易作成方法を検討した。 【方法】腹膜透析液はプラスチックバックに密閉されていることから、プラスチックバックの外から水素を供給する方法を試みた。水素ガスは他のガスに比べて薄いプラスチックを通過しやすいこと、また一般的に普及している家庭用の整水器(日本トリム社製)から容易に電解水素水を得やすいことから市販のタッパーに電解水素水と腹膜透析液バックを入れ空隙が出来ないようにして密閉し静置した。 【結果】腹膜透析液に水素を含有させることができた。密閉静置により経時的に溶存水素濃度が増加し6時間後には150ppbの濃度に達した。3社の腹膜透析液バック間で差は見られなかった。 【考察】比較的簡易に腹膜透析液に水素を含有させることができたことから、実用的に普及しやすい方法であると考えられる。

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