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開催回
第56回・2011年・横浜
 

非還元SDS-PAGEでの腹膜透析(PD)排液中タンパク質の解析

演題番号 : P-2-043

石関 香織:1、辻 明:1、浅野 友彦:2、早川 正道:2、小原 功裕:3、大久保 泰宏:4

1:防衛医科大学校病院 輸血・血液浄化療法部、2:防衛医科大学校病院 泌尿器科、3:さくら記念病院 腎臓内科、4:宇都宮病院 腎内分泌科

 

【目的】我々は腹膜機能を評価する目的で、PD排液中のプロテオーム解析を行っている。タンパク質の立体構造は、その機能と密接に関係しておりS-S結合が重要な役割を担っている。今回は、非還元条件でタンパク質の立体構造を保持したままの解析を試みたので報告する。 【方法】PET時にPD排液を採取し、50%および80%の硫安分画後に非還元SDS-PAGEを行い、western blotting法でアルブミンとカルボニル化タンパク質を検出した。 【結果】非還元条件下ではアルブミンの著明なオリゴマー形成を認めた。さらに、硫安80%分画ではカルボニル化はほとんど認められないが、硫安50%分画の150kD付近のタンパク質のカルボニル化において、検体間の差を認めた。 【結論】非侵襲的に得られるPD排液中タンパク質を非還元条件で解析した結果、酸化タンパク質の同定、定量に有用であることが示唆された。今後、非還元SDS-PAGEで患者間の比較を行ない、腹膜機能等との関連を調べていく予定である。

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