演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

マウス腹膜線維化症モデルにおけるヒストンアセチル基転移酵素の阻害効果

演題番号 : P-2-039

相良 明宏:1、坂井 宣彦:1、篠崎 康之:1、北島 信治:1、遠山 直志:1、原 章規:1、北川 清樹:1、清水 美保:1、古市 賢吾:1、和田 隆志:1

1:金沢大学附属病院 腎臓内科

 

【目的】 腹膜線維化症モデルマウスを用いて腹膜線維化の進展におけるヒストンアセチル基転移酵素(HAT)の阻害効果を検討した.【対象と方法】 8週齢の雄性C57BL/6マウスに0.1%グルコン酸クロルヘキシジン(以下CG)を腹腔内に隔日で投与し, 腹膜線維化症モデルを作成した(CG群).CG投与に加えて,HAT阻害薬であるクルクミン100もしくは200 mg/kg/dayを投与した群(C100, C200群)を作成した.21日目に屠殺し腹膜組織を評価した.【結果】 腹膜肥厚度,腹膜TGF-β mRNA発現共に,CG群で対照群に比し高値であり,C100,C200群で抑制された.腹膜組織を用いた免疫組織染色にて,腹膜浸潤細胞および一部の腹膜中皮細胞においてアセチル化ヒストンH3が陽性であった.陽性細胞数はCG群で対照群に比し高値であり,C100,C200群で抑制された.【結語】 HATは腹膜線維化症の進展機序に関与することが示唆された.

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