演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

EPOからDA切り替えによる腎性貧血治療の有効性~EPO低反応症例に対する効果~

演題番号 : P-2-022

矢倉 陽子:1、井上 美沙:1、山出 知美:1、竹澤 陽子:1、奥田 広志:1、小西 圭子:1、崎久保 悦男:1

1:岸和田徳洲会病院 薬剤部

 

【目的】腎性貧血でEPO低反応例を含む症例に対するDarbepoetin(DA)の有効性を検討する。 【対象】外来維持血液透析患者82名、年齢66.6±10.4歳、慢性糸球体腎炎38例(46.3%)糖尿病性腎症34例(41.5%)、透析期間101.7±99.2ヶ月を対象とした。 【方法】EPOからDAに切替え、切替え前後11ヶ月間の臨床効果を比較検討した。またEPO9000IU/週の投与でHb10g/dl未満のEPO低反応症例についてDA切り替え後のHbの推移を観察した。 【結果】継続評価が可能であった症例のHb濃度はEPO投与期10.1±1.3g/dLから、DA投与切り替え1ケ月後10.3±1.1g/dLと有意(P<0.01)に上昇した。フェリチン値はDA切り替え後低下傾向が認められた。平均ESA投与量はDA切り替え直前6393IU/週からDA27.7μg/週へ変更した。EPO低反応症例ではDA45.0~56.7μg/週の範囲でHb値10g/dL以上にコントロールされた。 【結論】EPOからDA切り替え後も安定したHb値の推移を示し、EPO低反応例に対しても改善効果が認められた。

前へ戻る