演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

バイオフィルム除去の試み

演題番号 : P-1-216

荒木 忠:1、高間 俊輔:1、横山 仁:2

1:金沢医科大学病院 医療技術部、2:金沢医科大学 腎臓内科学

 

【目的】当院ではRO水はエンドトキシン(以下ED)感度以下・菌未検出である一方、透析液供給装置はED感度以下でも菌を検出することから、2次汚染の主要因をバイオフィルム(以下BF)と考え、除去を試みた。【方法】高濃度の次亜塩素酸ナトリウム(以下次亜)で透析液供給装置を洗浄し、微生物集団の細胞外多糖体(以下EPS)に損傷を与え、次に透析液供給装置の休日洗浄機能を用い菌が消費する次亜を補給し濃度を維持するため、数時間間隔の洗浄を行い、ED・菌数の推移を検討した。【結果】洗浄後EPSから菌が脱落し菌数が上昇する粒子シャワーが観察された。菌が消費する次亜を補給することにより、培養菌数は次第に減少し、BFの形成が抑制・減少したと考えられた。なお、EDは感度以下を維持した。【まとめ】通常実施する培養対象は配管に浮遊する菌であるため、配管内面に付着している微生物集団を反映しないが、今回の方法を用いることでBFの縮小効果を浮遊菌で評価するとともに、洗浄継続により除去可能と考える。

前へ戻る