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開催回
第56回・2011年・横浜
 

熱伝導を用いたカプラ単独消毒機構(熱カプラ)の評価

演題番号 : P-1-215

飯島 文:1、大和田 菜穂:1、菅澤 修吾:1、星野 武俊:1、鴨下 洋一:3、芝本 隆:2、菊池 史:1

1:明理会中央総合病院 血液浄化療法センター、2:秀和綜合病院 臨床工学部、3:ニプロ(株)

 

【目的】ニプロ社製NCV-2は、1透析目と2透析目の間にカプラを25分で消毒できる熱カプラを装備したコンソールである。そこで、熱カプラの清浄化効果について検証した【方法】熱カプラは、コンソールに内蔵されたヒィーテング型ジョイントを100℃以上に昇温し、カプラを熱伝導にて消毒する機構である。評価項目は、カプラ内温度変化と熱カプラ前後のATP濃度と生菌数とした。生菌数はスワブ法:R2A培地とMF法:濾過量200mLとした。NCV-2およびカプラの洗浄消毒は、熱湯クエン酸とヘモクリーンを併用し、1透析終了後に毎回熱カプラを実施した【結果】消毒開始25分後のカプラ内温度は87℃、ヒィーテング型ジョイント部温度は108℃まで上昇した。生菌数は熱カプラ前:スワブ法とMF法ともに未検出だった。熱カプラ後も同様に未検出だった【総括】カプラを短時間かつ単独で消毒できる熱カプラは、1透析終了後のカプラ汚染のリスクを低減可能な機構と考えられ、カプラの熱消毒の有用性が確認された

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