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開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析患者の虚血肢:虚血性心疾患合併例の特徴

演題番号 : P-1-177

稲葉 洋子:1、北野 育郎:2、森脇 綾:3、石田 泰久:3、辻 依子:3

1:新須磨病院 泌尿器科、2:新須磨病院 血管外科、3:新須磨病院 形成外科

 

【目的】虚血肢に対して入院治療を受けた透析患者について、心血管イベント発症例の特徴を知る。 【方法】2008年1月からの3年間に創傷治療センターで入院治療した透析患者の虚血肢症例について、心血管イベントのため心臓カテーテル検査が必要と判断した症例は18例、このうち虚血性心疾患の治療が必要だった症例は12例であった。これらを無症状の症例101例と比較検討した。 【結果】虚血性心疾患の治療例はバイパス術や切断術などを要する重症虚血肢例に多く見られ、敗血症の合併率、死亡率も高かった。主な心血管イベントの6割は透析中に発生していた。 【考察】透析経過の注意深い観察は合併する虚血性心疾患の発見契機として重要である。特に重症虚血肢例は虚血性心疾患の合併率が高いことに留意する必要があると考えられる。

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