演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

末梢動脈硬化症を有する透析患者に対する血管内治療後のCRPでの予後予測

演題番号 : P-1-174

川島 一博:1、青山 徹:1、田中 美穂:1、鴨井 大典:1、河村 吉宏:1、熊田 佳孝:1、古橋 究一:1、鳥山 高伸:1、川原 弘久:1、石井 秀樹:2

1:名古屋共立病院、2:名古屋大学病院 循環器内科

 

【背景】血管内治療(EVT)は末梢動脈硬化症(PAD)の標準的な治療であるが,透析(HD)患者の高い再狭窄率が問題となっている。最近,CRPは血管壁の炎症を反映し,心血管イベントを予測できるといわれています。HD患者でのEVT後の予後予測因子としてCRPを評価した。 【方法】EVT成功例,234HD患者が登録され,5年間のfollow upを行った。CRPは<1.4(T1),1.4-6.0(T2),≧6.0(T3)の3群に分けられた。全死亡を含む心血管イベント(MACE),標的血管再治療(TLR),下肢切断を調査した。 【結果】33±21ヶ月follow upし76TLR,35下肢切断が行われ,53人が死亡。event free survivalはT1で60.2%,T2で50%,T3で25.1%(p<0.0001)。危険因子調整後のCRPはMACEの重要な予測因子だった(HR1.93,T2vsT1 and HR3.08,T3vsT1,p=0.0004)。CRP高値はEVT後のTLRと死亡率に関連が認められました。 【結論】CRP高値は、PADを有するHD患者のEVT後において、MACEの強い予測因子であった。

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