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開催回
第56回・2011年・横浜
 

当院における末梢動脈疾患を合併した入院透析患者の検討

演題番号 : P-1-170

鳴海 敏行:1、川邉 学:1、本多 仁:1、大浜 和也:1、星 均:2、加藤 信孝:2、竹中 恒夫:2、鈴木 洋通:2

1:埼玉医科大学病院 血液浄化部、2:埼玉医科大学病院 腎臓内科

 

【目的】透析患者における末梢動脈疾患(PAD)は重要な合併症であり,下肢切断は生命予後を著しく損なうことが知られている.今回,下肢の血管障害加療目的で当院に入院した症例の臨床的特徴を調査したので報告する.【方法】平成20年4月から平成22年12月末までに入院した維持透析患者79例(再施行例17例を含む62名)について,治療法や予後,透析年数,各種血液検査値,透析条件を検討した.【結果】治療法は趾切断・デブリードマンを施行した病変53肢,下腿・大腿切断を施行した病変16肢であった.入院死亡例は12例であり,術後の平均生存日数は14.75日であった. 死亡例は生存例と比べ入院時所見はCRPが高値傾向を示し,透析効率(Kt/Vsp)1.10,nPCR0.65g/kg/dayで変わりなかった.また,生存群では術前後にわたりALBは2.67g/dlで維持されていた.【まとめ】末梢動脈疾患を合併した症例は栄養状態を損なわすことない透析条件の設定と感染を助長させない環境がQOLの向上に繋がることが示唆された.

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