演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

維持透析糖尿病患者に対するインクレチン関連薬の使用経験

演題番号 : P-1-169

伊藤 俊:1、鈴木 浩司:2、平井 希代子:3、落合 みどり:3、高梨 琴恵:3、秋山 寛子:3、平賀 友章:3

1:津久井赤十字病院 内科、2:津久井赤十字病院 泌尿器科、3:津久井赤十字病院 人工透析室

 

【目的】維持透析患者にDPP-4阻害薬ビルダグリプチン(以下ビ剤)及びGLP-1作動薬リラグリチド(以下リ剤)を使用したので報告する。 【症例1】70歳代男性、透析歴10年、強化インスリン療法中でGA21.5%。透析開始時血中CPR9.17ng/ml。ビ剤50mgに変更、1ヶ月後GA21.9%であったが、下肢潰瘍が増悪し1ヵ月半後にインスリン治療に切替えた。 【症例2】50歳代男性、透析歴7年、pioglitazone15mg/日とmitiglinide10mg/日内服中。GA23.5%。ビ剤50mgに変更。GAは1ヶ月後26.3%、2ヶ月後28.1%に増悪、本人の希望で以前の処方に戻した。 【症例3】50歳代女性、透析歴4年。強化インスリン療法中でGA22.8%。透析開始時血中CPR6.46ng/ml。過食があるためリ剤に変更したが翌日の自己血糖測定で各食前400mg/dl以上が続いたので、2日目にはインスリン療法に戻した。 【結語】透析患者に対するインクレチン関連薬の投与に際し切替時のインスリン分泌能や併用薬などの検討が必要と考えられた。

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