演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

インスリン療法からGLP-1アナログ製剤(リラグルチド)に変更し経過観察中の糖尿病性透析患者の1例

演題番号 : P-1-167

小林 圭:1、伊藤 陽子:2、森口 いぶき:2、渡邉 仁美:2、竹中 誠:2、小林 直之:2、大久保 充人:2、竹内 康雄:1、内藤 正吉:1、田崎 尋美:1、守屋 達美:1、鎌田 貢壽:1

1:北里大学病院 内科、2:(医)恵優会相武台ニーレンクリニック

 

【症例】70歳代、男性。約10年前に2型糖尿病を指摘され、経口血糖降下薬を処方されるも内服せず。コントロールは不良で経過し、以後腎機能は徐々に低下した。1年前にBUN 82mg/dl、sCr 9.95mg/dlにて血液透析導入。混合インスリン製剤10単位1日2回皮下注を開始した。HbA1C 6.3%、GA 20.0%であったが、1年後HbA1C 7.3%、GA 22.9%、FPG 191mg/dlとなった。血中C-ペプタイド(CPR)11.06ng/mLを確認し、リラグルチド0.3mgより投与開始し、現在0.9mgにて施行中である。3ヶ月後FPG 116mg/dl、HbA1C 6.0%、GA 18.0%、CPR 12.70ng/mLとなった。 【まとめ】血中CPRが保たれ、残存膵ベータ細胞機能確認後、インスリン療法よりリラグルチドに変更し経過良好な透析症例である。さらに自己注射回数の軽減もあり患者のQOLの改善も認められた。

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