演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

Alogliptinが著効した糖尿病性腎症由来の透析患者の一例

演題番号 : P-1-163

大川 恵里奈:1、樋口 輝美:1、山崎 俊男:1、榎本 伸一:2、石川 由美子:2、柳澤 順子:2、瀬戸口 晴美:2、二階堂 杏子:2、永田 郁恵:2、遊佐 美恵:2、的山 勝子:2、水野 真理:1

1:敬愛病院 腎臓内科、2:敬愛病院 透析室

 

症例は59歳男性。1994年1月より糖尿病性腎症による末期腎不全のため血液透析導入され、以後当院にて維持透析をうけていた。2010年9月より糖尿病の治療薬としてAlogliptin 6.25mgの内服を開始した。Alogliptin開始前の空腹時血糖(FBS):213mg/dl,HbA1c:10.4%, GA36.4%,IRI:18.0μU/ml であった。その後3ケ月後の検査所見においてはFBS:87mg/dl,HbA1c:5.9%, GA19.3%,IRI:8.93μU/mlと改善した。また Alogliptin開始前と開始3ケ月後ののHOMA-Rは9.4から1.9、HOMA-βは43.2から134.0へとインスリン抵抗性の改善とインスリン分泌能の改善を認めた。今後の長期投与による検査所見と臨床症状の推移を検討する必要がある。

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