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開催回
第56回・2011年・横浜
 

糖尿病合併透析患者に対する選択的DPP-4阻害剤アログリプチン安息香酸塩の効果

演題番号 : P-1-162

長谷川 真二:1、東 仲宣:2、鈴木 満:2

1:東葛クリニック病院 内科、2:東葛クリニック病院 外科

 

【目的】2型糖尿病合併透析患者に選択的DPP-4阻害剤アログリプチン安息香酸塩(ネシーナ)を経口投与し、効果を検討した。 【方法】透析患者31名にアログリプチン6.25mgを1日1回経口投与し、投与前、3ヶ月後のHbA1c(JDS値)、体重変化等を比較した。【結果】31名中27名が3ヶ月間継続し、27名のHbA1c変化はアログリプチン投与前6.9±0.7、後6.4±0.9と改善した。食事療法に追加した15名のHbA1cは投与前6.8±0.7、後6.4±0.6、α-GI薬を中止し変更した3名ではHbA1c前7.1±0.6より後6.6±0.5、α-GI薬に併用した3名は前7.3±0.6より後6.1±0.8、インスリンより変更した3名(インスリン1日8単位以下で管理)は、HbA1c前6.5±0.6より後6.1±0.4になった。3ヶ月間の体重変化はなく、合併症もなかった。 【結論】透析患者にアログリプチンは規定量で比較的安全に使用できると思われるが、コントロール不良の糖尿病、HbA1c8.0を超える患者では単剤使用は十分な注意が必要であり、インスリン等への切り替えも念頭におくべきである。

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