演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

血液培養にてMRSAが培養された血液透析患者13例の検討

演題番号 : P-1-128

新谷 紘史:1、栗原 和生:1、藤野 文孝:1、渡邊 隆:1、宮内 義浩:1、伊良部 徳次:1

1:総合病院国保旭中央病院 人工透析センター

 

当院にて2007年1月から2010年12月までの4年間で、血液培養にてMRSAが培養され、さらに治療を行った患者は12人、のべ13例であった。発症時の平均年齢は66.8±11.54歳であった。13例のうち男は12例であり、生存した例は7例、死亡した例は6例であった。治療薬としてバンコマイシンのみを使用した例は10例(うち死亡例4例)であり、バンコマイシンに加えてリファンピシンの併用を行った例は3例(うち死亡例2例)であった。MRSAの感染源としては中心静脈カテーテル感染症5例、感染性心内膜炎3例、シャント感染2例、内頚静脈血栓2例、骨髄炎(糖尿病性足壊疽)1例、腸腰筋膿瘍1例、化膿性脊椎炎1例、縦隔膿瘍1例(重複あり)があった。糖尿病を合併している例は6例(うち死亡例2例)であった。血液透析患者の敗血症においてMRSAの割合も高く、致命率の高い疾患であり、早期の発見と治療が重要である。

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