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開催回
第56回・2011年・横浜
 

重症尿路感染症にARDSを合併し血液浄化療法を含む集学的治療により救命できた一例

演題番号 : P-1-126

佐藤 滋則:1、赤松 展彦:1、小林 史岳:1、森本 裕彦:1、赤羽 伸一:1、太田 信隆:1

1:焼津市立総合病院 泌尿器科

 

今回、我々は、重症尿路感染症から急性腎不全、DIC、ARDSを合併し、血液浄化療法を含む集学的治療により軽快した一例を経験した。症例は50歳代、女性。糖尿病、気管支喘息を合併、副腎不全の既往もあり、平素からステロイド内服中であった。20XX年10月、発熱、食欲不振を訴え、当院救急受診。右尿管結石,右水腎症、腎盂腎炎と診断。同時に敗血症性ショック、急性腎不全、DICを合併していた。入院後、速やかに尿管ステントを留置し、保存的治療を開始、CHDF、PMXを併用した。入院2日目にARDSを合併し、人工呼吸管理となった。その後、徐々に全身状態は改善し、DIC、腎不全は軽快、CHDFを終了、12日目に抜管となった。入院25日目、尿管結石に、ESWLを施行し、排石を認め、尿管ステントを抜去、47日目に退院となった。近年、ARDSを伴う重症感染症への血液浄化療法の有効性について報告が多数あり、本症例も早期の血液浄化療法導入が救命に役立ったと考えられる。文献的考察を加え、報告する。

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