演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

急性血液浄化療法により救命しえた猫咬傷による電撃性紫斑病の一例

演題番号 : P-1-125

土井 智章:1、吉田 省造:1、武藤 義和:1、小倉 真治:1、山田 徹:2

1:岐阜大学医学部附属病院 高次救命治療センター 血液浄化治療部門、2:掛川市立総合病院 泌尿器科

 

【症例】50歳代 男性 【既往歴】特記すべきことなし  【現病歴】平成XX年某日、右前腕を猫にかまれた。3日経って腫脹・発赤が改善しないため、近医入院となった。入院翌日にショック、DICとなり、当院高度救命救急センターへ紹介入院となった。 【入院後経過】右前腕に壊死所見があり、敗血症性ショックに伴った電撃性紫斑病と診断した。入院時に多臓器不全(SOFA 12)の状態であったため、集学的治療を開始し、全身状態を安定化させた後の第5病日より、renal, non-renal indicationでPMX+Hf-Hv HDFを行った。連日の血液浄化療法が奏功し、状態は改善した。壊死を起こした右前腕に対して複数回の手術を行い、第67病日に転院となった。 【結語】敗血症性ショックに伴った猫咬傷による電撃性紫斑病の1例を経験し、急性血液浄化療法を行い救命しえた。今回の症例に文献的な考察を加えて報告する。

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