演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

閉塞性動脈硬化症の加療中に再発性偽膜性大腸炎を合併した維持透析患者の一例

演題番号 : P-1-123

北島 聡:1、冨吉 義幸:1、宮原 穂積:1、岸 智恵:1、阿座上 聖史:2

1:(医)社団高邦会高木病院 腎透析センター、2:(医)社団高邦会高木病院 消化器内科

 

【症例】透析歴19年(糖尿病性腎症)の50歳代男性。平成XX年7月26日閉塞性動脈硬化症の治療のため、右内胸動脈~両側大腿動脈グラフトバイパス術が施行された。8月7日より右下肢壊疽に対して、高気圧酸素療法と抗生物質CEZ投与を開始した。9月26日頃より発熱と下痢を認め、下部消化管内視鏡検査にて偽膜性大腸炎と診断された。塩酸バンコマイシン500mgx4を2週間投与後、メトロニダゾール250mgx4に変更した。11月1日寛解と判断しメトロニダゾール中止したところ、11月6日発熱と下痢が再燃し、下部消化管内視鏡検査にて再発が確認された。同日より塩酸バンコマイシン500mgx4内服開始し、その後メトロニダゾール250mgx4に変更した。12月13日内視鏡で全結腸の偽膜消失を確認し、メトロニダゾールを漸減中である。【まとめ】偽膜性大腸炎はしばしば再発すると言われている。再発する症例の特徴および治療法について若干の文献的考察を加え報告する。

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