演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

多発性脳塞栓を合併した僧帽弁人工弁MRSA細菌性心内膜炎の透析患者症例

演題番号 : P-1-122

浦濱 善倫:1、吉岡 知輝:1、鬼無 洋:1、大石 秀人:1

1:小牧市民病院 腎臓内科

 

【症例】70歳代女性【現病歴】Hxx年11月僧帽弁閉鎖不全にて人工弁置換術。2年後よりリウマチ性多発筋痛症にてステロイド内服。8年後5月心不全で入院しCre2.3mg/dl、腎硬化症診断。本人拒絶あり専門医受診せず。その2年後7月27日消化管出血と心不全にて緊急入院しCre7.17mg/dl、カテーテルにて透析導入。MRSAカテーテル感染を合併しVCM4週使用、内シャント穿刺を行い9月11日自宅退院。25日意識レベル低下にて救急搬送。【入院時所見】体温39.0℃、白血球17500/μl、CRP18mg/dl、高度低血糖10mg/dlを認め乳酸アシドーシスの状態。【経過】低血糖補正により意識レベルは改善、敗血症の状態でDICを合併しCHDF3日施行。頭部MRI上多発性脳塞栓を認めた。血液培養2セットでMRSA検出、経食道心エコーにて僧帽弁人工弁の細菌性心内膜炎診断、VCM+RFP+GMで治療。10月7日心臓外科にて僧帽弁再置換術を行ったが、手術後に肺炎と敗血症を合併し22日永眠された。【考察】カテーテル敗血症が原因のMRSA細菌性心内膜炎と考えられ、若干の文献的考察を加えて報告する。

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