演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

DHP-PMXを施行した症例の有用性に関する検討

演題番号 : P-1-054

石原 紀人:1、鈴木 浩一:2、安藤 由華子:2、小島 智亜里:2、片岡 浩史:2、大房 雅実:1、市原 智文:1、神本 昌宗:2、渡部 良一郎:2

1:竹田綜合病院 透析室、2:竹田綜合病院 内科

 

【目的】敗血症性ショックおよび重症感染症に対するポリミキシンB固定化繊維充填カラムによる吸着療法(DHP-PMX)の有用性を検証する。 【方法】2006~2010年の5年間にDHP-PMXを施行した28症例で,臨床的背景,治療効果,予後について検討した。 【結果】症例の平均年齢は68.7歳(25-95、中央値72),原疾患は下部消化管穿孔12例,上部消化管穿孔2例,その他の消化管病変3例,蜂窩織炎2例,重症肺炎1例,下肢ガス壊疽1例,天疱瘡1例,脳炎1例,感染巣不明の敗血症5例であった。DHP-PMX治療前の平均血圧は72.4mmHg、治療後は86.3mmHgで有意に上昇した(p<0.0001)。DHP-PMX施行後28日生存率は67.9%で,28日生存群,死亡群に分けて解析すると,生存群の平均血圧上昇がより顕著であった。 【結論】治療開始時に多臓器不全を呈し全身状態が悪い症例が多いが,救命しえている症例も多く,DHP-PMXは敗血症性ショックおよび重症感染症における急性期の補助療法として有用であると考えられた。

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