演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

持続的血液浄化療法(CBP)用hemofilterの選択~回路交換回数から~

演題番号 : P-1-053

村上 織恵:1、柿沼 浩:1、本島 沙季:1、横地 章生:2、秋澤 忠男:2

1:昭和大学病院 血液浄化センター、2:昭和大学医学部 腎臓内科

 

【目的】当院では、hemofilterにPS、PMMA、CTA膜素材を採用している。第一選択は、透水性と溶質除去能の高いPS膜を、サイトカイン等の病因関連物質を吸着除去する目的にはPMMA膜を使用している。今回、PS膜でCBP施行中に短時間での回路内凝固から頻回の回路交換を要した症例に対し、CTA膜に変更することでhemofilterのlifetimeが延長した症例を数例経験した。そこで、CTA膜選択上の利点について検討した。 【対象・方法】心疾患によるAKIに対しCBPを施行した症例を対象とし、PS膜AEF10使用群(A群)、PS膜AEF10からCTA膜UT1100Sに変更を要した群(B群)に分類し、ACT、残血、hemofilter lifetime等を比較検討した。 【結果】CTA膜では凝固能が著しく亢進している症例において、hemofilterのlifetimeの延長が認められた。 【まとめ】膜表面への蛋白付着、抗凝固薬吸着などが軽度であるCTA膜を選択する事で血液凝固に伴う回路交換回数を減少できる症例があり、CBPを施行する上での残血やトラブルを軽減できると考えられた。

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