演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

ショックを伴った壊疽性胆嚢炎に術中PMX療法により救命しえた一例

演題番号 : P-1-050

松坂 勝則:1、内海 謙:1、藤川 博康:1

1:はちのへ99クリニック

 

【症例】60歳代男性 心窩部痛を主訴に初診。胆石による急性胆嚢炎として外来にて抗生剤投与開始。また、初診時に糖尿病合併を発覚、HbA1c 8.7であった。入院治療を強く勧めたが、仕事の都合によりやむを得ず外来で抗生剤投与継続。第7病日に胆嚢摘出術を予定していたが、同日術前に血圧60~70mmHgのショックとなり、胆摘中止し、経皮経肝胆嚢ドレナージを実施。ドレナージ後も血圧は改善せず、DOA、ノルアド使用で血圧を維持し第8病日にエンドトキシン吸着(PMX)実施し速やかに昇圧剤を離脱して血圧は正常化したが、その4時間後には再度血圧60~70mmHgに低下した。胆嚢床及び胆嚢周囲に遺残した膿瘍がショックの原因と考えられ、同日にPMXを施行しながら開腹胆嚢摘出術を実施した。術後は血圧安定したが、低酸素状態が改善せず、術後二日間はレスピレータを必要とし、その後は血糖コントロールを行い術後20日目に退院となった。 【まとめ】PMX施行しながら安全に手術を行う事ができた。PMX療法及びショックの原因除去には早期対応が重要と考えられた。

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