演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

PMXが著効したアシネトバクター市中肺炎敗血症の一例

演題番号 : P-1-048

秋保 直樹:1、中山 謙二:1、浅田 成紀:1、田中 満実子:1、榛澤 崇:1、板宮 宏:2、百井 渉:2

1:仙台市立病院 内科、2:仙台市立病院 人工透析室

 

【症例】70歳代男性。既往歴に肺炎球菌肺炎ありCOPD指摘。今回、前日より発熱、咽頭痛、咳、痰出現。右大葉性肺炎として救急搬送。重症肺炎にてICU入室しTAZ/PIPC、GMなどにて治療開始。急激に呼吸不全、血圧低下進行し人工呼吸器装着、バゾプレッシンを含む各種昇圧剤投与するもショック状態改善せず尿量減少した。第2病日エンドトキシン4.4pg/mlと高値でPMX開始。これにより昇圧、尿量増加を認め引き続きCHD(PMMA膜)に移行。第3病日もエンドトキシン28.1でPMXを再度施行、P/Fratioの改善を得た。集中治療を継続し第9病日CHDを離脱。来院時の喀痰、血液よりアシネトバクター(多剤耐性なし)検出。人工呼吸器離脱に気管切開を要したが救命しえた。 【まとめ】アシネトバクター市中肺炎の敗血症性ショックに対しPMXを含む集中治療を施行した。CHD施行時と比較してPMX施行時に昇圧、尿量増加が目立ちP/Fratioの改善もみられた。敗血症性ショックを伴う肺炎の治療を考える上で貴重な症例と考え報告する。

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