演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

当院におけるPMX症例118例の解析

演題番号 : P-1-047

實松 麻衣:1、宮崎 博喜:1、光武 涼子:1、陣内 寛:1、岸 知哉:1、宮園 素明:1、佐内 透:1

1:佐賀大学医学部附属病院 腎臓内科

 

【背景】当院におけるポリミキシンB固定化カラム(以下PMX)によるエンドトキシン吸着療法の施行状況・治療成績に関して調査を行った。 【方法】2006年1月から2010年7月の期間に当院においてPMXを施行した118例に関して後ろ向きに調査を行った。 【結果】症例の内訳は男性71例、女性47例で平均年齢は69.5歳であった。原疾患は腸管穿孔・腹膜炎が35例、肺炎22例、感染巣不明18例、尿路感染症11例、皮膚(熱傷・壊死性筋膜炎・薬疹)9例、大血管術後(解離、腹部大動脈瘤)8例、その他15例であった。PMX開始前から72時間後のSOFAscore変化を検討したところ、死亡群では0.2であったのに対し、生存群では-1.5と有意な差(p<0.01)が認められた。またPMX施行前のCr値は死亡群1.95に対し生存群1.37と死亡群では腎機能障害の程度が深刻であることが示された(p=0.071)。 【結語】死亡群では、PMX施行前の腎障害の程度と72時間後のSOFAscoreの改善が乏しく、両者は長期予後の予測因子となりうる可能性が示唆された。

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