演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

重症筋無力症(MG)に対して免疫吸着療法(IAPP)を施行した3症例

演題番号 : P-1-044

水盛 邦彦:1、阿部 雅紀:2、松本 史郎:2、太田 一美:1、宮下 安奈:1、五味 正美:1、森田 昭彦:3、岡田 一義:2、相馬 正義:2

1:日本大学医学部附属板橋病院 臨床工学技士室、2:日本大学医学部附属板橋病院 腎臓高血圧内分泌内科、3:日本大学医学部附属板橋病院 神経内科

 

【症例1】50歳代女性、抗アセチルコリン受容体(AChR)抗体陽性(seropositive)重症筋無力症(MG)。入院翌日に呼吸状態が急速に増悪し人工呼吸管理となりMGクリーゼと診断。【症例2】50歳代男性、seropositive MGで入院後急速な呼吸状態の悪化を認め、MGクリーゼと診断、人工呼吸管理となる。【症例3】60歳代女性、抗AChR抗体、抗筋特異的チロシンキナーゼ(MuSK)抗体共に陰性のdouble seronegative MGの増悪で入院。【経過】全症例に対しイムソーバTR350のIAPPを施行。症例1,2はIAPPにステロイド療法を併用し早期に人工呼吸器を離脱できた。症例3はIAPPの効果が乏しく、二重膜濾過血漿交換が効果的だった。【考察】TR350は抗AChR抗体を選択的にかつ急速に除去するこができ、seropositive MGのクリーゼには有効である。double seronagative MGに対してのIAPPについては適正血漿処理量の検討が必要と考えられた。

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