演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

免疫吸着療法が有効であった抗アクアポリン4抗体陽性の脊髄炎の一例

演題番号 : P-1-043

前川 道隆:1、青木 孝文:1、菱田 学:1、伊藤 岳司:1、森永 貴理:1、玉井 宏史:1、飯田 円:2、安藤 哲朗:3

1:安城更生病院 腎臓内科、2:名古屋大学医学部付属病院 神経内科、3:安城更生病院 神経内科

 

60歳代女性、主訴は尿閉。MRIでC2から腰髄にかけてT2強調画像で高信号域を認め、横断性脊髄炎と診断された。入院時には両下肢完全麻痺、T4以下の温痛覚消失。視力低下は認めなかったが抗アクアポリン4抗体が陽性でありNMO(視神経脊髄炎)-related disorderと考えられた。ステロイドパルス療法を3回施行したが症状の改善に乏しく、第46病日から免疫吸着療法を施行。開始後から下肢の感覚障害、麻痺ともに改善を認め、月7回の免疫吸着療法を3クール施行。免疫吸着療法後に抗体価陰性化も確認された。ステロイド投与で改善が不十分な症例では免疫吸着療法での改善を期待できる。

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