演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

治療に難渋しLDLアフェレシスを併用し、良好な経過を得た膜性腎症の一例

演題番号 : P-1-038

上村 智毅:1、関川 喜之:1、徳丸 由佳:1、河野 知之:1、池田 弓子:1

1:横浜南共済病院 腎臓高血圧内科

 

【症例】60歳代男性。20XX年6月に蛋白尿、全身性浮腫を認め、他院を受診しネフローゼ症候群の診断で入院。腎生検で膜性腎症と診断されステロイド治療を開始したが抵抗性を認めたため、シクロスポリン(CyA)を併用し同年9月に退院。退院後完全寛解に至ったが翌年7月以降通院を自己中断しその1年後6月に浮腫と蛋白尿を認めたため7月にネフローゼ症候群の診断で入院。入院後ステロイドパルス療法とCyAの投与を併用したが改善に乏しかったためLDLアフェレシスを施行した。その後徐々に尿蛋白の改善を認めた。【考察】膜性腎症による治療抵抗性のネフローゼ症候群に対しても、Lipid nephrotoxicityの改善と血中サイトカインの低下、治療薬剤の細胞感受性の回復の観点からLDLアフェレシスを行うことで尿蛋白量の改善に有効となる可能性があると考えられた。

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