演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

LDLアフェレーシスが奏功したネフローゼ症候群の2例

演題番号 : P-1-037

香川 亨:1、緒方 巧二:1、島村 芳子:1、井上 紘輔:1、寺田 典生:1

1:高知大学医学部附属病院 内分泌代謝・腎臓内科

 

【症例1】50歳代女性。50歳代前半時に巣状糸球体硬化症によるネフローゼ症候群を発症。プレドニゾロン(PSL)とシクロスポリン(CsA)にて軽快した。その後PSLを中止、CsAを漸減したところ20XX年8月にネフローゼ症候群の再燃を認めた。PSL再開、CsAを増量するも改善せず、LDLアフェレーシス(LDL-A)開始後、蛋白尿は9.0g/日から0.5g/日に減少した。 【症例2】30歳代女性。20XX年9月、顔面・下肢の浮腫と体重増加を自覚し近医を受診、蛋白尿あり紹介となる。ネフローゼ症候群(尿蛋白8.8g/日)と腎機能低下(s-Crn 3.3mg/dl)を認め、腎生検にて巣状糸球体硬化症と診断した。ステロイドパルス療法後PSL50mg/日を投与したが、尿蛋白の減少無く腎機能は更に増悪したため、血液透析を導入した。その後、LDL-Aを開始し、シクロスポリンを追加したところ、尿蛋白は0.4g/日に減少した。同時に腎機能も改善し、透析も離脱し得た。 【まとめ】LDL-A開始後、速やかに改善を認めたネフローゼ症候群の2例を経験したので、若干の文献的考察を含めて報告する。

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