演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

CRRT施行時のQbと血液回路仕様の違いによる回路内凝固要因の検討

演題番号 : P-1-033

松田 真太郎:1、塚本 功:1、村杉 浩:1、坂下 浩太:1、山下 芳久:2、高根 裕史:3、鈴木 洋通:3

1:埼玉医科大学国際医療センター MEサービス部、2:埼玉医科大学 保健医療学部医用生体工学科、3:埼玉医科大学国際医療センター 血液浄化部

 

【目的】CRRTの回路内凝固における体外循環要因をQbと血液回路仕様の観点から検討した。【方法】Qb80・120ml/minおよび内径が異なる血液回路A(φ:3.3-5.2mm)とB(φ:2.7-5.2mm)を比較した。CHF・CHDFでQs0.5L/hr、D-30NR、NM30mg/hrとし、測定項目はA・V圧、TMP、life-time(end pointは開始時からA圧+100mmHg、V圧+50mmHg、ろ過圧-100mmHg、48時間経過)、凝集塊の重量を比較した。【結果】Qbの違いについてQb120はQb80に比べてA圧+40.0±20.5mmHg、AV圧差+19.2±15.0mmHg、life-timeは差がなかった。凝固原因としてQb80は血液回路:51%、Qb120ではヘモフィルタ:71%、凝集塊がQb80:3.1±1.7、Qb120:1.6±1.0gであった。また血液回路仕様において圧力差を認めず、life-timeがA:37.0±9.6、B:42.0±11.5hr、end point達成率はA:49%、B:83%であった。【結語】Qbの増加と回路内径の細さは回路内流速を早めることで回路内凝固の要因を抑える。

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