演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

血液透析患者における亜鉛とその周辺

演題番号 : P-1-019

中原 保太郎:1、二木 勇:1、梶原 哲:1、青木 優子:1、姜 正義:1、市川 典子:1、新谷 幸義:1

1:(医)財団桜会あだち共生病院 内科

 

【目的】亜鉛(Zn)は人体を構成する元素の中でも必須微量元素であり、最近は臨床的にも重要視されているが、透析患者に関する報告は少ない。今回我々は文献的考察を加え、その他の項目についても検索したので報告する。【方法】当院の透析患者95名についてZnその他の項目を調査、測定した。【結果】Zn(アキュラスオートZn;比色法)の平均値は58.5±14.5μg/dLで健常人より低値を示し、寝たきり、褥瘡、味覚障害、入院患者、男性、午後採血、糖尿病患者において低値傾向を示した。【考察】冨田らの提唱した基準範囲に照らすと、約半数(55/95例、58%)が「真の亜鉛欠乏」(Zn<60μg/dL)であり、Zn低値群の一部では味覚障害、褥瘡、貧血などの亜鉛欠乏症の症状を示した。【まとめ】今後はZn低値群へ亜鉛製剤の投与を行い経過を追う。

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