演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

ESA投与下における血管形成関連因子の変化

演題番号 : P-1-015

内藤 隆:1、田端 秀日朗:1、小林 園美:1、米田 雅美:2、西村 英樹:2、佐中 孜:2、安藤 明利:2

1:東京労災病院 腎代謝内科、2:東京女子医科大学東医療センター 内科

 

【目的】近年エリスロポエチン(EPO)が持つ造血外作用が注目されている。末期腎不全(ESRD)においてEPO製剤(ESA)による末梢血管内皮前駆細胞(EPC)や血管形成および動脈硬化関連諸因子の変化を3ヶ月間観察する。【方法】過去1ヶ月以上ESA使用歴がないESRD患者28例をrHuEPO投与群10例(エポエチンα,β)、darbepoetin投与群7例、EPO無投与群10例に分け前向き試験をおこなった。一般検査に加えEPC,MMP-2,VEGF等をflowcytometry,ELISAで評価し、0-3ヶ月間の変化量を検討した。CD45lowCD34+およびCD45lowCD34+CD133+陽性細胞数(個/ml)をEPCとして計測した。【結果】EPCの変化は0-3ヶ月間において有意差は明らかではなかった。但しrHuEPO投与群の中で4500IU/週以上の患者 は4500IU/週未満に比べて有意にEPC数増加を認めた(p<0.05)。darbepoetin群の検討も加えた。【結論】ESA投与開始後3ヶ月間の検討では容量依存性にEPCの誘導が起こる可能性がある。

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