演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

当院での腹膜透析患者における胸腹部手術22症例の検討

演題番号 : O-1153

福岡 晃輔:1、加藤 徳介:1、原田 健司:1、篠崎 倫哉:1、金井 英俊:1、大場 郁子:2、太田 康介:3

1:小倉記念病院 腎臓内科、2:東北大学病院 血液浄化療法部、3:岡山医療センター 腎臓内科

 

【対象】2008年4月から2010年10月までに当院でPDを導入した171例のうち、胸腹部手術を必要とした22症例(平均年齢64.9歳,性別 男性 17例,女性 5例)。 【結果】手術内訳はOn pump CABG + AVR 1例、Off pump CABG 2例、胃切除術1例、S状結腸癌1例、腎摘出術 1例、胸腔鏡下横隔膜交通症修復術1例、ヘルニア手術7例、交通性陰嚢水腫 2例、カテーテル位置異常修復術9例。手術にてPDからHDの移行症例2例(左腎摘出術後、胆管癌術後)、一時的HDを施行した症例は4例だった。 22例中18例はPD継続可能だった。CABGでは、術後血行動態が不安定な時期の体外循環を避け、抗凝固剤も不要のため術後管理はPDが大変有用であった。結腸癌の場合カテーテル温存を行わないケースが大半であると思われるが、自験例では特に感染を来すこともなく、術後もPDを問題なく施行できた。 【結語】PD施行中でも胸腹部手術は可能であり、術後比較的早期にPD再開が可能である。

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