演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

横隔膜交通症の自然閉鎖により自動腹膜透析の導入を行えた透析患者の症例

演題番号 : O-1147

山崎 修:1、石橋 由孝:1、久米 春喜:1、藤田 敏郎:1

1:東京大学医学部附属病院 腎疾患総合医療センター講座

 

【症例】70歳代女性。8年前、大動脈弁閉鎖不全症根治術を行った。その際動脈解離のため急性腎障害を併発し、血液透析を導入した。20XX年腹膜透析を行うため当院初診した。腹膜透析開始後に無症状にも係わらず右側胸水を認め、胸水検査で横隔膜交通症と診断した。過去の手術歴から手術リスクが高いと判断し経過観察となった。外来経過観察中に胸水の消失を認めたため、3年後で自動腹膜透析の再導入を行い、胸水の出現なく現在に至っている。【考察】横隔膜交通症は腹膜透析時に発見される事が多く、腹膜透析導入を断念する一因となる。横隔膜交通症が自然閉鎖する症例は希少と考え、報告する。

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