演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

生菌迅速自動検査システム(DOX)の検討~第2報~

演題番号 : O-1118

平野 聖浩:1、三浦 英貴:1、長谷川 民世:1、神子 千江子:1、三浦 國男:1、大崎 慎一:2、永嶌 嘉嗣:2

1:(特医)玄々堂君津病院 総合腎臓病センター、2:(特医)玄々堂君津病院 総合腎臓病センター 外科

 

【目的】DOXは、迅速簡単操作で菌数の計測もなく経済的な測定法である。今回は、前回よりも試料の希釈操作を行いサンプル数を増加させ、透析液水質管理に使用できるか検討した。【方法】自施設の水棲菌を培養し希釈する。R2AとDOXで二重測定し検量線を作成し相関係数、一致率で評価し透析液水質管理に使用する。【結果】新検量線は、R2Aとの相関係数r=0.89と一致率90.0~83.3%と良好であった。しかし、実際にDOXで測定すると、検出しないことが多かった。それは消毒による菌の増殖速度の遅延の影響であった。【考察】DOXの新検量線は計算上高精度に作成できたが、透析液水質管理に使用すると、R2Aよりも検出できず、検量線だけの変更では無理であった。消毒による菌の増殖速度の遅延は大きな問題となった。この対策法として、閾値、菌量の増加の変更などで対応すれば検出できると推測される。透析用測定装置として開発される可能性は十分にあるので今後に期待する。

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