演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

マイクロコロニーの蛍光染色法(Milliflex Quantum)による透析液中の生菌数迅速検査の有用性

演題番号 : O-1117

藤岡 紀昭:1、青木 弘之:1、阿部 正典:1、松岡 由紀子:1、大森 容子:1、本田 和美:2、井上 有紀:2、大薗 英一:3

1:御徒町腎クリニック、2:越谷大袋クリニック、3:日本医科大学 微生物免疫

 

【序】 ETRFやUF膜上流のバイオバーデン管理のために生菌培養が行われるが、日常工程のバリデーションで作業変更の是非判定には週単位時間を要する。主に製薬分野で用いられているMilliflex Quantum(MFQ;日本ミリポア)は菌のkinaseで蛍光試薬を発色させるシステムで、マイクロコロニーが24~72hrで観察される。【方法】透析液を2枚のメンブランフィルターで同量ろ過しR2A培地上で培養した。培養48hr後MFQで染色し、5~14日培養したものと比較した。【結果】48hr目にコロニーは視認されないがMFQでは2~13 CFU/Filter認められ、通常培養の54~185(97±46)%検出された。MFQで染色したものを再度培養すると、通常の培養と同じ形状のコロニーが形成され質的にも類似した。【結論】MFQを用いたマイクロコロニー数の判定は簡便かつ迅速に通常培養と同等の結果が得られ、透析液のバイオバーデン管理上有用であると考えられた。

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