演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

ATP測定を用いて評価したダイアライザ接続カプラの熱伝導消毒

演題番号 : O-1105

須藤 麻衣子:1、高橋 知裕:1、松平 貴徳:1、関根 正法:1、津田 亜紀子:1、佐藤 正暢:1、芝本 隆:1

1:秀和綜合病院 臨床工学部

 

【目的】透析液清浄化に向けてダイアライザ接続カプラの洗浄消毒は重要である。そこでダイアライザ接続カプラを熱伝導により消毒する効果をATP測定から評価した。【方法】1)基礎評価として臨床使用後のカプラ内のATPを測定した後熱伝導消毒(110℃、30分)を行いATP測定した。2)ETと生菌数も同様に測定した。3)5ヶ月間の臨床使用中にカプラ内のATP測定およびET,生菌数を測定した。【結果】1)熱伝導消毒前のカプラ内ATPは103~104RULであり、熱伝導消毒後は102RULと低下した。2)ET、生菌数も熱伝導消毒後に低下しそれぞれ感度以下と未検出となった。3)5ヶ月間の臨床使用中、ETは感度以下、生菌は未検出だった。【総括】接続カプラは微生物汚染対策を施した装置一体型であるが、熱伝導法はカプラ部が熱伝導の良い材質であればメーカーを問わない。今回の熱伝導消毒方法は30分の時間を要するが、カプラの微生物汚染に十分対応した消毒方法である。

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