演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

新規CDDS導入時の生物学的汚染管理~第二報~

演題番号 : O-1101

福井 隆一:1、森山 宏通:1、鄒 美千代:1

1:医療法人社団王子会王子クリニック

 

【目的】CDDS始動より1年間の生物学的汚染度を検証した。【方法】RO配管、透析液ラインをループ配管とし、通水直後、1週間、6ヶ月、1年後の水を採取し測定した。細菌数は迅速検査法(DAPI染色法、CFDA染色法、マイクロコロニー(MC)法)、R2A培地のメンブレンフィルタ法で測定した。また、期間全体を通してET活性計測も行った。洗浄は、RO配管では熱水消毒、過酢酸洗浄、透析液ラインはCitrix-50H熱水消毒、次亜系洗浄剤封入を行った。【結果・考察】通水直後は、配管内に溜まっていた細菌が流出したため、DAPIやCFDAの測定値が106と高かった。MC法などでは、乾燥した配管内に飢餓状態として存在していた細菌の増殖開始に時間がかかるため、培養時間が過少で菌数が少なかった。洗浄開始1週間後は総菌と総生菌、6ヶ月後は総菌を検出した。ETRF交換を行った1年後では総菌と総生菌ともに検出限界以下となった。また、他の検査は測定感度以下であった。【結論】CDDSは設置時から汚染されているため、始動時より洗浄を行い、透析液清浄化管理することが望まれる。

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