演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

熱水クエン酸消毒の使用経験

演題番号 : O-1096

小梶 友実:1、高橋 正人:1、高田 茂和:5、小北 克也:3、寺田 隆久:2、山川 智之:4

1:北巽白鷺クリニック 医療技術部臨床工学科、2:北巽白鷺クリニック 診療部、3:白鷺病院 医療技術部臨床工学科、4:白鷺病院 診療部、5:白鷺診療所 医療技術部臨床工学科

 

【目的】熱水クエン酸消毒の使用経験を報告する。 【方法】消毒効果の観察として使用開始より18ヶ月間、月1回透析液供給装置後のETRFから末端透析装置までの3箇所で、ET値・生菌数の確認と透析装置シリコンホースへの付着物を染色法により確認した。また部材劣化について透析装置の金属部材・ゴム部材を目視と顕微鏡により観察を行なった。さらに本消毒法の経済性について薬液消毒法と比較し、また季節変動について観察した。 【結果】消毒効果はET値・生菌数ともに検出感度以下を維持し、シリコンホースの付着物も認められなかった。部材劣化については、評価対象部材の変化は認められなかったが、各透析装置への給液配管からの漏水や中和装置内部で付着物が確認された。経済性については薬液消毒と比較すると相対コストは上昇し、また原水温の影響により総コストに季節変動があった。 【結論】熱水クエン酸消毒は透析液の清浄度維持に有効であるが、特性に応じた日常管理が必要であると思われる。

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