演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

リンビンゴによるリン摂取量評価の個人間および個人内変動

演題番号 : O-1075

牧野 順一:1、牧野 邦司郎:1、伊藤 孝仁:2

1:(医)牧野医院 泌尿器科、2:大阪医療センター 腎臓内科

 

【目的】食事調査は、特性上、結果の個人間や個人内の変動が大きい。リンビンゴはリン摂取量を簡便に調査できるが、本法を維持血液透析患者に使用した場合の変動係数(CV)について評価した。 【方法】133名(63.4±11.2歳、女49)を対象にリンビンゴを用いて2日連続の調査を2月連続に計4回行い、個人間および個人内のCVを計算した。 【結果】延べ532回の測定によるリン摂取量平均は574 ± 174 mg/dayで、CVは30.4%。各4回を個別にみると個人間CVは、35.8%、40.0%、42.8%、35.0%と大きく、個人内よりも個人間の変動が大きいと示唆された。実際に、個人内CVは26.0±13.6%であった。 【考察】30-60歳男女60名に16日間の秤量記録法を行った健康日本21の報告は、リン摂取量1104mg/day、個人間CV 24.5%、個人内CV 23.6%である。個人内CV値をみる限り、リンビンゴは個人指導ツールとして妥当と考えられた。

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