演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析患者の栄養評価

演題番号 : O-1073

内田 祐司:1、鳴海 敏行:1、藤江 遼平:1、岡村 聡之:2、江原 慶衣子:2、宮崎 真一:1、本多 仁:1、大濱 和也:1、竹中 恒夫:3、鈴木 洋通:3

1:埼玉医科大学病院 血液浄化部、2:埼玉医科大学病院 栄養部、3:埼玉医科大学病院 腎臓内科

 

【目的】近年,高齢者の栄養評価にGNRIがあり透析患者にも利用されている.当院は栄養士を中心にMISを利用し栄養状態を把握している.今回,GNRIを用い栄養状態を把握し,臨床工学技士が管理しているデータとの関係について検討した. 【対象・方法】外来透析患者60名(年齢64.3±13.4歳,透析歴6.7±5.9年,DM26名・非DM34名)を対象にGNRIとMISの相関を調べた.また,GNRIとKt/V・CRP・nPCR・%CGRそれぞれの相関について調べた. 【結果】GNRIとMISの相関係数R2=0.580であった.また,Kt/VはR2=0.118,CRPはR2=0.198,nPCRはR2=0.013,%CGRはR2=0.004であった. 【考察】GNRIとMISに中程度の相関は認められたが,Kt/V・CRP・nPCR・%CGRに相関は認めなかった.栄養スクリーニングにGNRIだけではなく,炎症反応や透析量などの推移も一緒に考慮することで,簡便に栄養評価が行えると思われる. 【まとめ】栄養士と連携することで,透析条件を加味した栄養状態改善が期待できる.

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