演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

低栄養透析患者への熱量・蛋白質付加による栄養改善効果

演題番号 : O-1071

横山 真由美:1、島田 美樹子:2、小川 哲也:4、伊藤 恭子:1、松田 奈美:1、岩淵 裕子:3、溜井 紀子:3、筒井 貴朗:3、安藤 哲郎:3、安藤 義孝:3、新田 孝作:4

1:平成日高クリニック 透析科、2:平成日高クリニック 栄養科、3:日高病院 腎不全科、4:東京女子医科大学 第4内科

 

【目的】 低栄養は、大きな生命予後規定因子である。低栄養血液透析患者への熱量・蛋白質の経口補給による栄養改善効果を検討した。 【対象】 平成日高クリニック外来血液透析患者480名のうち血清ALB値3.5g/dl未満の患者(非摂取群n=8:70.2歳,透析歴10.3年、摂取群n=10:75.3歳,透析歴10.2年)。 【方法】 SLプロテインパウダー®(株式会社フードケア)1包、マクトンパウダー®(キッセイ薬品)1/2包を、牛乳70mlと混合したものを1日2回摂取(熱量200kcal/day、蛋白質10.6g/day)し、3か月にわたり栄養状態(血液生化学値、GNRI、体重増加)を比較検討した。 【結果】 経口摂取群において摂取2カ月後に血清Alb値が有意に上昇した(p=0.039)。その他の指標に有意な変化は認められなかった。 【結論】 透析患者への経口熱量(200kcal/day)、蛋白質(10.6g/day)の栄養付加は、栄養状態改善に寄与する可能性が示唆された。

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