演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

エコーガイド下内頚静脈直接穿刺にて管理できた維持透析患者の1例

演題番号 : O-1070

井上 浩伸:1、副島 一晃:1、木村 亜由美:2、吉田 豊:2、川野 洋眞:2、松岡 竜太郎:1、榊田 裕士:1、福井 秀幸:1、原 一正:1、町田 健治:1、白井 純宏:1、渡邊 紳一郎:1、早野 恵子:1、町田 二郎:1、副島 秀久:3

1:済生会熊本病院 腎泌尿器センター、2:済生会熊本病院 臨床工学部、3:済生会熊本病院

 

【症例】70歳代、女性。透析歴36年、血管の荒廃が著しく脱血側は右上腕残存グラフトへの吻合部近傍への直接穿刺のみであった。動脈石灰化・狭小化が進行し穿刺が困難となり、本人と家族にI.C.を行いエコーガイド下内頚静脈直接穿刺にてVA管理を行うこととなった。 【経過】右内頚静脈にクランプ針16G×50mmにて穿刺、血流量は200ml/分とした。2010年に行った計122回のHDのうち93回を同穿刺法にて施行し再穿刺は2回あったが、他を含め合併症は起きなかった。透析後半に血流量を150ml/分まで落としたのが16回あったが臨床上問題となる脱血不良は起きなかった。 【考察と結語】エコーガイド下内頚静脈直接穿刺は若干の修練を要するが既存のVAと比べ心負荷・合併症・QOLの保持などで優れた点も多い。長期的観点からも新たなVAの一つとして可能性を秘めた穿刺法と考えられる。

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