演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

バスキュラーアクセスとしての大腿静脈直接穿刺法の有用性

演題番号 : O-1069

山本 佳子:1、近藤 大介:1、長谷川 尚:1、成田 一衛:2

1:新潟市民病院 腎臓リウマチ科、2:新潟大学医歯学総合病院 第二内科

 

【症例】70歳代男性。平成XX年4月呼吸不全で発症し、尿蛋白・尿潜血強陽性、急激な腎機能低下を認め当科へ入院。急速進行性糸球体腎炎と診断し、ステロイド治療を開始した。一時腎機能は改善傾向であったが、MRSA、サイトメガロウィルス感染などを併発しステロイドを減量したところ、再び腎機能は低下し血液透析導入となった。プレドニゾロン 5mg/日まで減量すると原疾患によると考えられる発熱を認め、10mg/日前後の継続を要した。バスキュラーアクセスの作成にあたり、皮静脈発達不良、皮膚脆弱性、易感染性等から自己血管・人工血管内シャントや長期留置カテーテル、動脈表在化法は困難と判断し、大腿静脈直接穿刺法で透析を継続した。退院後外来でも約20カ月大腿静脈直接穿刺法で透析を継続中である。【まとめ】透析用バスキュラーアクセス作製困難において、本法は有用な穿刺法とされている。当院において、長期使用可能であった本症例を中心に、緊急時の本法の使用症例をまとめ、その有用性について報告する。

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