演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

ホモシステン代謝異常からみたビタミンB6、B12連関

演題番号 : O-1053

小山 勝志:1、西尾 尊江:1、小野 水面:1、太田 圭祐:1、大西 亜衣子:1、清澄 理恵:1

1:刈谷豊田総合病院 腎膠原病内科

 

【目的】慢性腎臓病(CKD)におけるビタミンB6、B12の関連を評価した。【方法】透析患者をB6(60mg/day p.o.)、メチルコバラミン(500μg/毎透析i.v.)、葉酸(15mg/day p.o.)投与群(A群:5例、f/m:2/3、年齢:59.3±18.2y)と、メチルコバラミン、葉酸のみ投与群(B群:5例、f/m:2/3、年齢:48.3±19.4y)に無作為に分け、両群にメチオニン(Met)負荷試験を3週間の治療期間の前後に施行した。Met負荷試験はL-Met(0.05g/kg)を早朝空腹時に経口投与し、負荷前、2時間後、4時間後にMet、Hcy、システインの血漿濃度を測定することで、ホモシステイン代謝を評価した。健常者5名をコントロールとした。【結果】 CKDではB6が減少していたが、Transsulfuration pathwayは低下していないことが推測された。ホモシステイン低下療法によって、 Transsulfuration pathwayが亢進したことが推測されたが、この反応はビタミンB6と独立していた。【考案】CKD でのB6低下は、Transsulfuration pathway亢進機序によるビタミンB6需要の増大に起因していることが推定された。

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